12 RULES
判断ルール12
コースの上で「気をつける」は、機能しません。 18ホール、5時間。同伴者がいて、前の組が待っていて、直前のミスを引きずっている。 その状態で、正しい判断を毎回思い出すのは無理だからです。
だから、判断は手順にします。 ここに公開しているのは、TAKANOME GOLFが使う60の判断ルールから、いちばん先に効く12個です。
覚える必要はありません。次のラウンドで、1つだけ試してください。
その前に:打つ前の3ステップ
- 幅「もし右端/左端に行ったら?」
- 損その先にあるのは? OBなら、その側は使わない
- 的危険に触れない位置に、幅の中心を置く
ショットは点ではなく、幅を持って飛びます。狙いを決めるとは、点を選ぶことではなく、 幅を置く場所を選ぶこと。中心が良い場所にあっても、端が死んでいれば、その狙いは失敗しています。
T
ティーショット
T-01幅の中心を置く
狙いは「ピン方向」でも「フェアウェイセンター」でもなく、自分の着弾範囲の端が危険に触れない位置に、範囲の中心を置く。
ショットは点ではなく幅で飛ぶ。中心が良い場所にあっても、端が死んでいれば、その狙いは失敗している。
次のラウンドで:ティーに立ったら「もし右端に行ったら?」を1秒だけ考える。
T-02危険は片側だけ消す
左右両方に危険があるホールでは、より損の大きい側を完全に消し、反対側は許す。
両方を避けようとすると狙いが極端に狭くなり、かえってミスの幅が広がる。
次のラウンドで:「こっちなら最悪でもボギー」という側を、先に1つ決める。
T-03曲がる側の反対に立つ
持ち球が右に出るなら、ティーイングエリアの右端に立ち、左を向いて右サイドの危険を消す。
立つ位置を変えるだけで、危険までの実効的な距離が稼げる。道具も技術もいらない、いちばん安い解決策。
次のラウンドで:ティーマーカーの真ん中に無条件で立つのをやめる。
T-04OB片側ルール
片側にOBがある場合、そのサイドは「使わない」と決めてから番手を選ぶ。
OBは約2打。他のどのミスとも損失の桁が違う。クラブを先に抜くと、狙いはクラブに引きずられる。
次のラウンドで:OB杭が見えたら、クラブより先に「使わない側」を決める。
T-07届かない危険は無視する
自分の実戦距離(10球中8球が届く距離)で届かないバンカー・池は、存在しないものとして扱う。
多くのアマチュアは、届きもしないハザードを恐れて番手を落とし、確実に損をしている。
次のラウンドで:「バンカーがあるから3W」の前に、自分の実戦距離を確認する。
A
セカンド・アプローチショット
A-01グリーンセンター狙いの原則
特別な条件が揃わない限り、狙いはグリーンセンター、もしくはグリーンの最も広い面。
ピンを狙って得られる利得より、外したときの損失のほうが大きい。
次のラウンドで:グリーンが見えたら、まず「使える面積」を目で囲う。ピンはその後。
A-03ショートサイドを消す
ピンが左端なら右へ、右端なら左へ。外すなら必ず広い側。
ショートサイドからの寄せは期待打数が跳ね上がり、グリーン周りの往復が始まる。ダボの多くはここから生まれる。
次のラウンドで:ピンから広い側へ、5〜10ヤード狙いをずらす。
A-04番手は足りていない前提で選ぶ
残り距離に対して、迷ったら大きい番手を持つ。特に手前が危険なときは必ず。
アマチュアがグリーンを外す方向は、圧倒的に手前。ピン奥の平らな場所は、たいてい手前のバンカーより安全。
次のラウンドで:「ナイスショットが出れば届く番手」は選ばない。
G
グリーン周り
G-01上げる理由がなければ転がす
上げる理由がないときは、パター、9番・8番、ウェッジの順に考えて転がす。手前の凹みや深い芝で地面が使えない日は除く。
上げる球はダフリとトップの両方が致命傷になる。転がす球は、多少ミスしても大事故にならない。
次のラウンドで:花道・エッジ周り・ライの良い場所では、まずパターを検討する。
G-03まず乗せる
寄せの第一目的は「1打でグリーンに乗せること」。距離は二の次。
グリーンに乗りさえすれば、最悪でも2パットで収まる。乗らなければ、また同じ場所から打つことになる。
次のラウンドで:同じホールでグリーン周りから2打使ったら、3打目は「乗せるだけ」にする。
R
トラブル・リカバリー
R-011打で戻す
トラブルに入ったら、次の1打の目的は「トラブルから確実に出ること」だけ。距離は求めない。
連鎖損の最大の原因は、トラブルからの欲張り。壊れるのはミスの瞬間ではなく、その次の一打。
次のラウンドで:次が普通に打てるライへ、1打で戻す。前でなくてよい。
M
感情・ルーティン
M-03取り返さない
失った打数は、そのホールでも次のホールでも取り返さない。予算に組み直す。
期待値の低い賭けは、ほぼすべて「取り返し」から生まれる。悪いのはダボではなく、ダボの後の3ホール。
次のラウンドで:ダボ以上を叩いたら、次のティーで3呼吸置いてから番手を決める。
NEXT
次にやること
12のうち、どれから直すべきかは人によって違います。 OBが多い人と、大叩きが多い人と、番手が足りていない人では、 最初に効くルールが変わるからです。
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これらのルールは、コースマネジメント(判断)に関する一般的な考え方をまとめたものです。 スコアの改善を保証するものではありません。